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生島 繁 / Shigeru Ikushima

6歳からヴァイオリンを、12歳からクラリネットを始める。国立音楽大学で大橋幸夫、小笠原長孝両氏に師事。在学中、フランス政府給費留学試験に合格し渡仏。フランス国立ルーアン音楽院でクラリネットをジャック・ランスロ、室内楽をレーヌ・フラショー両氏に師事する。同音楽院クラリネット及び室内楽料を共に一等賞で卒業。また5年間ニース夏期アカデミーでワルター・ボイケンス氏にも師事。
パリのレオポルド・ベラン・コンクールのスーペリユーとエクセランス両部門で第一位。フランス政府文化省ソリスト国家資格試験で第一位になる。フランツ・リスト室内オーケストラの首席奏者として2週間の地中海クルーズでイタリア、ギリシャ、トルコ、イスラエルに演奏旅行。この間クリーヴランド・クァルテット、ロストロポービッチ、J.P ランパル、M.アンドレ各氏とも室内楽演奏会を行う。
その後、フランス国立トゥールーズ・キャピトル管弦楽団に首席クラリネット奏者として入団。木管楽器でフランスのオーケストラに入団した初の日本人となる。在籍21年間にオーケストラと世界各地に数多く演奏旅行、またヨーロッパ各地の主要音楽祭にも参加した。また、EMI、CBSソニー、ドイツ・グラムフォンなどの主要レーベルで70枚ちかくのレコーディングを行う。これらの録音は最近「フランスオペラ全集」と「フランス管弦楽曲全集」として各々38枚組アルバムでEMIから発売されている (現在Amazon)。
室内楽は、トゥールーズ木管五重奏団と木管八重奏団のメンバーとして活躍。1992年のトゥールーズ木管五重奏団来日公演では日本でレコーディングも行った。ソリストとしては新日本フィル、東京交響楽団、トゥールーズ・キャピトル管と モーツァルト、コープランド、フランセ、ホフマイスター、R・シュトラウス等のコンチェルトを共演。
日本では1983年の東京初リサイタル以来、毎年 コンサート、NHK TV&ラジオ出演、レコーディング、マスタークラスと幅広い活動を行っていた。1995年 国立音楽大学に招かれ、26年間の滞仏生活に終止符をうち日本に帰国。
クラリネット国際コンクールの審査員として、日本、ベルギー、イタリア、フランス等各国から度々招かれている。
また、クラリネット国際フェスティバル(4年に1回)の日本とパリ開催の時招待され演奏した。リスボン・クラリネット国際ミーティングに二度招待される。最近では中国でサマーキャンプ、演奏を行った。
元 フランス国立トゥールーズ・キャピトル管弦楽団首席奏者。
元 国立音楽大学准教授。
株式会社 ビュッフェ・クランポン・ジャパン専属講師。
JLVリガテュア(フランス)アンバサダー&アーティスト。
シュトイヤーリード(フランス)アンバサダー&アーティスト。
[使用楽器:〈ビュッフェ・クランポン〉in B♭: “レジェンド”, in A: “トスカ”(GL)]