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Philippe Tondre / フィリップ・トーンドル

フィラデルフィア管弦楽団 首席オーボエ奏者、カーティス音楽院教授

フランス人オーボエ奏者、フィリップ・トーンドルは、同世代の一流音楽家の中で確固たる地位を築いている。「オーボエの稀代の名手」(Bonner General Anzeiger紙)と称される彼の奏でる音楽には、繊細な感情と圧倒的な技巧が備わっている。その力強く、表現豊かな演奏解釈は、聴く者すべてを魅了し、批評家からも絶賛されている。

「この若き音楽家が奏でる高貴なすばらしい音色は、これまで聴き慣れたものよりもふくよかで深みがあり、見事としか言いようがない。」(Pamina Magazin Klassik誌)

フィリップ・トーンドルには、そのキャリアにおいていくつか忘れられない節目があった。その最も大きな節目の一つが2011年ミュンヘン国際音楽コンクールでの優勝、ならびに聴衆賞と、リザ・リムによる委嘱作品の最優秀演奏解釈賞の受賞であったことは間違いない。2012年にはボンのベートーヴェン音楽祭で、音楽家としての栄誉である「ベートーヴェン・リング」を授与された。これにより、ユリア・フィッシャー、リサ・バティアシュヴィリ、グスターボ・ドゥダメルといった著名な歴代受賞者の仲間入りを果たした。ローランド・ビリャソンが司会を務める仏独系テレビ局アルテの番組「明日のスターたち(Stars of Tomorrow)」に出演したことも、またとない刺激的な体験であった。

フィラデルフィア管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、シュトゥットガルトSWR交響楽団の首席オーボエ奏者を務め、水戸室内管弦楽団、新設のカンマー・ アンサンブル・ドゥ・パリ、サイトウ・キネン・オーケストラにもメンバーとして参加している。2014年から2020年まではブダペスト祝祭管弦楽団で、2016年から2017年まではライプツィヒのゲヴァントハウス管弦楽団でオーボエのソリストを務めた。

フィラデルフィア管弦楽団、シュトゥットガルトSWR交響楽団、バイエルン放送交響楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、ジュネーヴ室内管弦楽団、ニュー・モーツァルト・オーケストラ・ロンドン、シュトゥットガルト室内管弦楽団、モスクワ・ソロイスツといった、数多くの権威あるオーケストラとソリストとして共演してきた。2013年6月、ベルリン・フィルハーモニーにデビューし、クレメンス・シュルツ指揮によるドイツ交響楽団との共演で、ボフスラフ・マルティヌーのオーボエ協奏曲を演奏した。

また、小澤征爾、ヤニック・ネゼ=セガン、サー・サイモン・ラトル、グスターボ・ドゥダメル、 アンドリス・ネルソンス、イヴァン・フィッシャー、ダニエレ・ガッティ、テオドール・クルレンツィス、 フランツ・ヴェルザー=メスト、サー・ロジャー・ノリントン、ファビオ・ルイージ、ヘルベルト・ブロムシュテット、エサ=ペッカ・サロネン、ダニエル・ハーディングといった 著名な指揮者とも共演してきた。

現代音楽の作品にも取り組んでおり、ジェームズ・マクミランの「オーボエ協奏曲」は、作曲者自身の指揮でシシュトゥットガルト放送交響楽団と共演した、ドイツ初演が高い評価を受けた。ジェルジュ・リゲティの「フルート、 オーボエ、オーケストラのための二重協奏曲」も、大野和士の指揮でジャック・ズーン(フルート)やサイトウ・キネン・オーケストラと共演した日本初演は記憶に新しい。

室内楽にも熱意を注いでおり、キッシンゲンの夏音楽祭(ドイツ)、Boswiller夏音楽祭(スイス)、モリヴォス国際音楽祭(ギリシャ)、シュヴェツィンゲン音楽祭(ドイツ)、東京・春・音楽祭、ヴュルツブルク・モーツァルト音楽祭(ドイツ)、国際冬の芸術祭(ソチ)、ブザンソン国際音楽祭(フランス)、モーストリー・モーツァルト・フェスティバル(ニューヨーク)にも定期的に招かれている。ユーリ・バシュメット、ハインツ・ホリガー、ピエール=ロラン・エマール、ジャン=イヴ・ティボーデ、マキシミリアン・ホルヌング、ラデク・バボラーク、モーリス・ブルグ、オルガ・ワッツ、ARDクインテット、ロータス弦楽四重奏団、CHAARTSアンサンブル、モディリアーニ弦楽四重奏団などの国際的な演奏家とも共演している。

首席オーボエ奏者として、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、パリ管弦楽団、チューリッヒ歌劇場、バイエルン放送交響楽団といった一流オーケストラにも参加している。

2011年ミュンヘン国際音楽コンクール(優勝)のほかにも、第65回ジュネーヴ国際音楽コンクール(第3位)、ソニー音楽財団主催国際オーボエコンクール・軽井沢(第2位)、フェルナンド・ジレ =ヒューゴ・フォックス国際オーボエコンクール(優勝)、プラハの春国際音楽コンクール(第3位)といったあらゆる主要国際コンクールで受賞を果たしている。プラハの最年少ファイナリストとしてウィーンの国際マーラー協会からグスタフ・マーラー賞を授与された。

昨シーズンで印象的な活動の一つが一流ピアニストのダナエ・デルケンとのコラボレーションである。これがSWR ClassicとKlarthe FranceレーベルでのCDレコーディングに発展し、ドイツ楽曲、シューマン連作歌曲、フランスおよびスラブ楽曲の再発見につながった。

1989年フランスのミュールーズ生まれ。フランス国立ユースオーケストラ、およびグスタフ・マーラー・ ユーゲント管弦楽団に入団。イヴ・コートレに10年間師事した後、パリ国立高等音楽院でデイヴィッド・ワルターに師事し、ハインツ・ホリガー、モーリス・ブルグ、ナタリー・シュトゥッツマン、ジャック・ティス、ジャン・ルイ・カペツァリ、インゴ・ゴリツキ、ドミニク・ヴォーレンヴェーバーをはじめとする巨匠たちの指導を受ける。パリ国立高等音楽院在学中、シュトゥットガルトSWR交響楽団に若干18歳で首席オーボエ奏者として入団する。

2015年~2023年、ザール音楽大学でオーボエ科の教授に就任。2023年よりカーティス音楽院教授。中国、台湾、日本、スペイン、スイス、ドイツでマスタークラスを行っている。

2020年、2020-2021シーズンよりフィラデルフィア管弦楽団に首席オーボエ奏者として入団。

〈ビュッフェ・クランポン〉のオーボエ「レジェンド」を使用している。

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